2025年5月29日
皆さんは、包丁研ぎは、難しいと思われていると思いますが、2つの事を気を付ければ、誰でも簡単に研ぐ事ができます。1つ目は砥石の平面を保つ事です。凹んだ砥石だと綺麗な刃が付きません。砥石を研ぐ修正砥石を使って平面を保ちましょう。上の写真は、平面を保ち使用する事で30mmから2mm位まで使用する事ができます。
2つ目は、刃先側を意識して研ぐ事です。切刃(斜めの部分)を砥石に当てて研ぐのですが、普通に研ぐと、刃先と反対側が研げる傾向があります。特に鋼包丁(鉄の包丁)の刃先側が硬いのでなりやすいです。切刃を浮かしては駄目で、刃先側を意識して研ぎましょう。
後は、研ぎ続けると、返り(研ぎ面の反対側に鉄のまくれが出る状態)が、出てきます。出て来たら両刃なら片側17度、片刃なら35度程度(裏側は、0度)で返りを取れば完成です。色々書きましたが、やって見てください。意外と簡単と思うはずです。
突き詰めれば、最低でも今回の文章の10倍は必要なので、機会があれば、いずれ小出しで載せていこうと思います。